
肺気腫をはじめとする肺の病気は、基本的には呼吸器系に対する症状が強く出ます。呼吸器官は、酸素供給に深くかかわっており、この酸素救急に影響が現れてくると、細胞レベルでの酸素不足も引き起こすことになり、様々な悪影響が引き起こされます。
まずは、肺機能の低下です。肺の病気の中には、肺胞が持っている酸素蓄積機能、ガス交換機能を低下させるものがあります。肺機能が低下してしまうのは、肺胞そのものの機能不全によって起こるものです。機能している肺胞の数が減少することによって、肺機能は低下していきます。それから、呼吸困難です。
肺胞が機能している数が減少することで、呼吸によって取り込んだ酸素が全て処理できなくなります。これによって呼吸のたびに苦しさを感じることがあります。一度の呼吸では十分に酸素を取り込むことが出来なくなります。顔色が悪くなるなどの症状が見られるようになります。
そして、呼吸困難の慢性化によって、顔色が青白くなる、チアノーゼが出てきます。チアノーゼは、肺の病気のみならず、呼吸や血液に影響が出る病気でも起こる場合があります。その他にも、咳や痰が出やすくなります。これは、肺の病気によって、呼吸器の機能に影響が現れたために起こっているものです。
それから、ぱち指といって、一部の肺の病気を発病することによって指先に影響がでます。つめの付け根が膨れ上がって、180度以上の角度が付いた状態になってしまいます。こういった状態からも、ある程度肺の病気の診断は可能です。