
肺気腫という病気にも種類があって、巣状型は異機種と汎小葉型肺気腫、小葉中心型肺気腫があります。まず、巣状型肺気腫ですが、これは肺機能障害としては一番軽い部類のものになります。
それから、次に小葉中心型肺気腫ですが、これは呼吸細気管支とその周りにある肺胞が破壊されたりするタイプのもので、膨張し破壊されたことによって出来る呼吸細気管支などの気腔は、気腫性変化といって、肺胞が何個も合体した状態になっていることがあります。
これは若い年齢から発症するタイプの肺気腫です。それから、汎小葉型肺気腫についてですが、呼吸細気管支よりも更に奥にある肺胞道などに対して、更に破壊や拡大が生じたものです。気腔は、小葉中心型肺気腫よりも更に大きなもので、肺気腫としては症状が最も重いもので、原型をとどめないほどのものとなっています。
この種の肺気腫は、高年齢になってから発症するものです。肺気腫と一言にいっても、これだけの種類のものがあり、種類によって対策方法なども変わってきます。自分がもしかしたら肺気腫なのかもしれないと思ったら、まずはしっかりと診断を受けてみて、肺気腫でもどの種類の肺気腫なのかをしっかりと認識する必要があると思います。
どの肺気腫にしても、治療はしていかないといけませんが、手遅れになる前に早めの対応が重要になってきます。いったん破壊された肺機能が元に戻ることがないといっても、ある程度病状の進行を食い止める治療は可能だからです。