肺気腫 症状と治療法

肺気腫以外の肺の病気

肺胞タンパク症

肺気腫以外の肺の病気の一つに、肺胞タンパク症というものがあります。これはまれな病気で、肺胞がタンパク質をたくさん含んでいる液体で詰まってしまいます。一般的には、肺疾患にかかったことがない20歳から60歳くらいまでの人に起こる病気です。原因は明らかにはされていません。

ちなみに、この病気は進行することもありますし、自然治癒することもあります。肺胞タンパク症の主な症状としては、運動時の息切れです。また、一部の人は安静にしていても呼吸困難を起こすことがあります。

肺感染症を起こしてしまうと、これらの症状が悪化してしまいます。治療についてですが、症状が全くない、またはほとんどないような患者に対しては治療する必要はありません。生活に対して支障をきたすような症状が出ている場合には、肺胞内部にある液体を生理食塩水で洗浄します。

症状が重い場合には、まず全身麻酔をして片方の肺を洗浄し、数日後に再び全身麻酔を行い、もう片方の肺の洗浄を行います。これは、1回ですむ場合もあるのですが、何年もかけて行わなければならない場合もあります。ステロイド薬などは、効果がありませんし、感染症のリスクを高めてしまうことになります。

肺胞タンパク症になると、患者の一部は息切れの症状が続くのですが、肺洗浄を定期的に行っていれば、この病気にかかったとしても死亡することはありません。ただし、先に述べた呼吸困難などでも場合によっては死に至る可能性がありますので、その点に関しては十分に注意しなければなりません。

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