
肺気腫などの病気によって、自力呼吸が難しい状態になってしまった場合は、酸素吸入が必要になってしまいますが、現在は医学も進歩しており、薬剤でもかなりの治療効果が生まれるようになりました。それに、医療機器や治療法が発達したことによって、病院でこれまで行われていた酸素療法が在宅でも可能になったのです。
ですが、在宅での酸素療法だけでは体力がどうしても低下してしまいます。それに、寝たきりになってしまうこともあります。そういう患者さんに対しては、肺に残された機能を最大限に使うことによって、呼吸困難を改善するためのリハビリを行うことが重要になります。
肺気腫などの呼吸障害を持っている場合、活動性の低下から筋力の低下も起こってきます。あまり動くことが出来ないために食欲も低下してしまうため、呼吸困難にも拍車がかかり、悪循環に陥ってしまうのです。こういった事態を避けるためにも呼吸リハビリが重要となるわけです。
呼吸リハビリといったら、腹式呼吸をするようにしたり、排痰法といったものがあります。これに加えて、理学療法や食事療法を組み合わせたものが主流となっています。リハビリを行うことによって、症状にあわせて肺気腫などによる呼吸不全の自己管理が可能になるようなプログラムを作成するのです。
リハビリをすることは非常に重要なことですが、それ以上に重要なことは、リハビリのメニューを継続していくための自己管理を身に着けることです。